人口推移大正9年~平成12年と平成17年10月速報値は国勢調査(10月1日)
が広がる点で鹿島台町と酷似している亘理町では、昭和50年までは鹿島台町より 低かった人口増加率が、広域行政定着後は鹿島台町を大きく引き離しています。 平成12年の国勢調査でついに、鹿島台町は東京への集団就職者が多かった時期 以来の人口減少に転じて14058人となりましたが、本来ならばあと2割は多い人口を 擁していたはずです。昭和50年以降の増加率が亘理町と同じであれば17439人です (グラフの破線)。鹿島台町はやりかた次第でこれからまだまだ伸びる可能性を持っ ているといえます。 平成17年国勢調査の速報値では、仙台への公共交通が鹿島台町より便利な市町村 で人口が減ったのは地形的に市街地を広げるのが難しい塩竈市と松島町のみでした (そのため松島町では品井沼地区に活路を見出そうとしているようです)。南側の鉄道 沿線は鹿島台と同程度の乗車時間の大河原町・亘理町まで全自治体で増加が続いて いますし、北側も鉄道がなく雪が多い富谷町・大和町までが増加しています。鹿島台町 は亘理・大和・矢本相当の地域中心性を持てるところで、近い将来にバイパス開通や 高校の学区改善があり、合併の枠組みは非常に悪くても今までの町政ではなくなるの で、仙台近郊が大幅な人口減少期に入るまでに現状を脱して人口増加の活気ある街 へと向かう見込みがまだあります。 |
前年との差が大きくなる場合があります。27位松島町16193人、29位蔵王町13320人)。 昭和61年(1986)8月の8.5豪雨は人口増減との関連性は無いようです。 住民基本台帳人口(各年10月)昭和59年14129人 60年14169人 61年14202人 62年14258人 1日から翌月1日までの人口増減(県推計人口) (自然)は自然増減(出生・死亡)。社会増減(転入・転出)の減少幅が拡大する傾向。 国勢調査のため2005年9月中の増減は年間に含みません(9月1日は13,581人)。
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71市町村の境域での昭和30年から平成14年までの人口増減(46年3ヶ月間) 増加 19市町 2割未満の減少 12市町村 2~4割減少 29町 4割以上減少 11町村 ●は平成12年、◎は昭和30年、○は昭和25年に国勢調査での人口が最大となったところ。 ※塩竈市・鹿島台町・山元町は平成7年、石巻市・松島町は昭和60年、気仙沼市は昭和55年、 女川町は昭和40年、若柳町は昭和35年に人口最大。赤色は近隣の町です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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