高校名 |
古川男 |
古川女 |
多賀城 |
塩釜男 |
塩釜女 |
松島 |
涌谷 |
松山 |
田尻 |
最寄駅から各高校まで |
古川駅 1.0km |
古川駅 2.3km |
塩釜駅 1.9km |
塩釜駅 0.6km |
塩釜駅 0.8km |
愛宕駅 1.0km |
涌谷駅 1.7km |
松山町 2.5km |
田尻駅 0.5km |
鹿島台駅→高校最寄駅 7:30~8:30着全列車 (遅刻になるもの含む) |
7:19→7:51(32分) 7:51→8:18(27分) (所要はカッコ内) |
7:11→7:31 7:55→8:16 7:42→8:01 8:05→8:25 (所要19~21分) |
塩釜の 約11分 前到着 |
7:19 →8:00 (41分) |
7:51 →7:55 8:18 →8:22 |
7:19 →7:45 7:51 →8:05 |
高校最寄駅→鹿島台駅 下校時15~18時台発 (終業前を含む全列車)
朝夕とも2004年 10月改正時刻 |
15:42→16:26(44) 16:17→16:51(34) 17:09→17:51(42) 17:59→18:39(40) 18:46→19:35(49) (所要はカッコ内) |
1500→1519 1716→1735 1536→1555 1734→1753 1558→1617 1758→1817 1620→1639 1817→1836 1636→1655 1843→1904 1657→1716所要ほぼ19分 |
塩釜の 約11分 後発車
(所要) 8~9分 |
涌谷発1557 1631 1718 1743 1857 (平均28分) 松山発1519 1554 1622 1647 1704 1747 1800 1834 1853 (所要4分) 田尻発1534 1633 1727 1823 1838 (平均20分) |
列車乗り換え |
あり |
なし |
あり |
なし |
一部有 |
H16入学 普通科学級数 |
6 |
6 |
8 |
4 |
6 |
6 |
5 |
1 |
2 |
H16入学 専門科学級数 |
0 |
0 |
0 |
商業2 |
0 |
0 |
0 |
家政1 |
商業1 |
3%枠定員(16年度) 地区内へは制限なし |
北部地区 人数制限なし |
推薦8 一般1 |
推薦3 一般1 |
推薦2 一般5 |
推薦5 一般2 |
北部地区 人数制限なし |
鹿島台から各市町へ15 歳以上通学者(計849) |
124人 14.6% |
22人 2.6% |
1人 0.1% |
0人 0% |
48人 5.7% |
9人 1.1% |
5人 0.6% |
男女の記述ないのは共学校です。 通学者数は平成12年国勢調査より。 塩釜高校の3%枠推薦は1中学校1名 (多賀城を除く他校も同様の可能性 あり、鹿島台町に中学校は1校)。 古川市内には他に古川工業高校、 古川商業高校(私立・現古川学園)、 大崎中央高校(私立)、専門学校。 多賀城市内には他に仙台育英学園 高校多賀城・秀光(私立)、貞山高校 (定時制)、東北学院大学工学部。 |
| 2004年から鹿島台駅4kmの南郷高に急遽普通科1学級設置、まさかこれで学区難は解消との見解でしょうか。 2005年から古川女子高は中高一貫校化(共学・中学入学者は全県学区)、古川高も共学化。田尻高は数年後 定時制化(全県学区)。合併後は新市が学区緩和=流出に反対する恐れあり。塩釜2校は学級減らすほど余裕。 2006年以降に定員3学年計240人以上の高校は2年連続在籍160人を割ると募集停止(240未満や分校は別)。 開示文書によると松山高・南郷高などは閉校にしたい計画で定員が1学年80人に削減されたと思われます。 数年後、鹿島台から通える全日制普通科は古川・涌谷の計3校になりそうです(学区・学科を改編しない場合)。 |
受験校を決める一つの指標となる入試難度では、新みやぎ模試によると古川高校・古川女 子高校と多賀城高校、涌谷高校と松島高校とがそれぞれ均衡していますが、このいずれも、 塩釜学区より自地区内にある高校の方が通いにくいのです。他に松山高校と田尻高校とが 均衡し、塩竈市の両校と同難度の地区内普通科は遠い町にあります。山間部等とは異なり、 交通事情によって通学先の制限を受けている訳ではありません。通学至便な場所に高校が あるにもかかわらず、規則だからと別の遠い高校へ通わされるのです。
平成10~12年春に鹿島台中学校を卒業し高校へ進学したのは565人で、平成12年(2000) 10月の鹿島台町から古川市・涌谷町・松山町・田尻町への通学者は全て合わせても186人、 32.9%、古川市の高校定員中公立普通科は31.9%で鹿島台町からは124人中推定40人、涌谷 48人、松山9人中6人、田尻5人中4人とすると98人、17.3%となります。県内の全高校定員中、 全日制公立普通科は45.2%ですから、鹿島台町では県平均の4割しか公立高校の普通科へ 進学していません。
学区制により古川市内の公立普通科へ通う率が高いとも考えられます が、仮に半数の62人が通っていたとしても21.2%と県平均の半分にも及びません。学区割の 理不尽さと無関係とはいえないでしょう。 ※普通科の定員割合は平成13年度(2001年)のもので、平成12年の国勢調査時と若干異なる場合があります。
ここで、塩釜学区へ制限なしに進学できる特例を認められている鳴瀬町を見てみます。 |
高校名 |
女川 |
河南 |
市立女 |
石巻男 |
石巻女 |
石巻西 |
矢本女 |
多賀城 |
塩釜男 |
塩釜女 |
松島 |
最寄駅から 各高校まで |
浦宿駅 1.1km |
鹿又駅 0.3km |
石巻駅 1.5km |
石巻駅 1.2km |
山下駅 0.7km |
赤井駅 1.8km |
矢本駅 0.2km |
下馬駅 1.2km |
西塩釜 0.8km |
西塩釜 0.7km |
高城町 0.9km |
登校時 (2003年10月) |
野7:16 小7:20 →8:06 |
野7:42 小7:46 →8:25 |
野7:16小7:20→矢725赤732山738石741 野7:42小7:46→矢751赤757山803石806 野8:08小8:12→矢8:18(→石巻行き) |
小7:10
野7:16→高7:28 西7:43 小7:34 野7:42→高7:55
西8:10 下馬は西塩釜の2分後着 |
下校時
陸前小野は役場 や一中の最寄り 野蒜は二中の最 寄り駅 |
15:45 16:29 17:41 18:52 平均 小52分 野58分 |
鹿又発 15:01 16:50 17:49 平均 小44分 野51分 |
石巻発
15:19 15:54 16:19 16:54 17:18 17:53 18:19 平均所要時間 石巻~陸前小野18分 野蒜24分 陸前山下~陸前小野16分 野蒜22分 陸前赤井~陸前小野10分 野蒜16分 矢本~陸前小野
5分 野蒜10分 |
下馬発 15:03 15:46 16:10 1646 1715 1746 1801 1846 平均所要時間 下馬
~野蒜34分 小野38分 西塩釜~野蒜32分 小野36分 (本塩釜~野蒜25分
小野29分) 高城町~野蒜10分 小野15分 |
列車乗り換え |
あり |
なし |
一部あり(快速-各停) |
なし |
H16 普通科学級 |
3 |
5 |
5 |
6 |
5 |
5 |
3 |
8 |
4 |
6 |
6 |
鳴瀬から普通科 |
制限なし(東部地区内) |
制限なし(特例) |
鳴瀬から各市町 へ15歳以上通学 |
1人 0.1% |
4人 0.6% |
157人 22.5% |
81人 11.6% |
60人 8.6% |
67人 9.6% |
25人 3.6% | |
石巻市は他に石巻商業高(男)、石巻工業高、宮城水産高、市立女子商業高、石巻専修大学、専門学校。 石巻高校、石巻女子高校、矢本高校は他に定時制普通科(学区なし)各1学級。河南高校農業科1学級。 2005年から矢本高校は定時制に改編し共学化。2006年から石巻高・石巻女子高・石巻商業高は共学化。 下校時、西塩釜から乗り換えがあるときは、少し遠い本塩釜まで歩いたほうが速い場合あり。 | |
鳴瀬町では特に男子は地区内での進学先が通いやすい所には少なく、塩釜学区への進学 特例は必要でしょう。特例により鳴瀬町では多くの高校を選ぶことができます。12年の鳴瀬町 の高校生は484人(鹿島台と同じく推測)で松島町・塩竈市・多賀城市への通学者は152人。 3市町の学区がない学科や私立高校、大学等への通学者の割合が鹿島台町からと同じとす ると、132人、27.3%が塩釜学区の公立普通科へ通学しています。塩釜学区への便が鳴瀬町 よりも良く、全般的に地区内より塩釜学区の方が通いやすい鹿島台町からも、同等の需要は あるはずです。
地区外の隣接学区へは県内12市町村、さらには隣県11市町村からも制限なく受験できま す。この中には身近に多くの高校がある市や町が多数含まれます。同じ県内で鹿島台町か ら最も通い易い普通科高校である県立松島高校さえも、新しい制度でも定員の3%という実 質受験拒否ともいえる制限を設けるのは何故でしょうか。通学区域の変更については何度 も議論を重ねたはずですから、鹿島台町が単に見落とされたとは考えられず不可解です。 |
居住地 |
%の制限なく受験できる 学区・高校 |
|
|
大衡村 |
大崎学区 |
矢本町 河南町 桃生町 |
遠田学区 |
涌谷町 豊里町 小牛田町 |
石巻学区 |
津山町 |
石巻学区 飯野川学区 本吉学区 |
鳴瀬町 |
塩釜学区 |
青葉区折立以西 |
宮農秋保分校(普通科) |
柴田町槻木 角田市の一部 |
亘理名取学区 |
|
|
岩手県一関市 花泉町 |
佐沼 迫桜 岩ヶ崎 上沼 米谷工 |
岩手県藤沢町 室根村 |
気仙沼 鼎が浦 本吉響 気仙沼西 気仙沼向洋 佐沼 上沼 米谷工 |
岩手県大船渡市 陸前高田市 |
気仙沼 鼎が浦 本吉響 気仙沼西 気仙沼向洋 |
福島県国見町 桑折町 梁川町 |
白石 白石女 白石工 伊具 |
福島県相馬市 新地町 |
亘理 伊具 | |
北部地区 [大崎学区 遠田学区 登米学区 栗原学区] 東部地区
[石巻学区 本吉学区 飯野川学区] 中部北地区 [仙台北学区 塩釜学区 黒川学区] 中部南地区
[仙台南学区 亘理名取学区] 南部地区 [刈田柴田学区 伊具学区] ※県内からも岩手、福島、山形の高校を受験可能。 ※隣接県から入学できる下線の6校は普通科未設置。 ※秋保校は学区規則に未記載。旧秋保町から宮城広瀬 高校や、川崎町から太白区の高校へ許可の可能性も。
|
2002年度一般入試の地区外3%枠出願者は塩釜学区が最多でした。広範囲からの3%枠 受験が見込まれる仙台市と違い、塩釜学区では鹿島台町からの受験者がかなり高い割合 を占めていると思われます。鹿島台中学校内での争いにならないよう志願者を絞ったことも 考えられます。3%と極端に少ない枠を利用して受験しなければならないという心理的障壁も あり、潜在的な需要はまだまだ大きいでしょう。塩釜学区へ通えるようになれば、涌谷か塩 釜かというように少なくとも2校から進学先を選ぶことができます。選択の余地もなく遠方の 高校へ通わせる現行の学区制度には重大な欠陥があると考えざるを得ません。
|
|