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鹿島台町の宅地化
朝1本の増発を
三陸道鹿島台I.C.
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宮城県鹿島台町の未来
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鹿島台町の宅地化

2002年5月現在

平日下り
17-19時台
所要・本数

平日
上下
平均

備考
仙台駅 - 鹿島台駅 (JR 570円) 36分 8本  34本 (いずれも6ヶ月) 通勤81650円
大学等47340円 高校42600円

仙台駅 - 赤坂二 (市営バス・青葉区)

48分 3本  12本 他に愛子行1日4本 落合行1日1本
仙台駅 - みやぎ台三(市バス640円) 47分 5本  18本 他に愛子駅行き1日4本 (青葉区)
泉中央駅 - 住吉台中央(市営バス) 25分 8本  33本 他に仙台駅行き1日2本 (泉区)
八乙女駅 - あけの平一(宮城交通)
ほぼ仙台駅直通約40-60分 (富谷町)
21分 5本  26本 他に泉中央行20本(仙台直通8本)
17-19時台の泉中央発は5本 25分
17-19時台仙台駅発2系統7本58分

泉中央駅 - パルタウン大富
上り前沖ミルポートS含む  (宮城交通)

24分 7本  35本 約半数は仙台駅直通(約45-60分)
(富谷町・大和町)

仙台駅 - 泉中央駅 (地下鉄290円)

16分 32本 168本 通勤6ヶ月60120円 八乙女も同額
通学3ヶ月24400円(6ヶ月48800円)

バス300円区間 通勤6ヶ月69360円 通学3ヶ月31380(6ヶ月62760) 600円区間は倍額。バス時刻運賃は
仙台市交通局・宮城交通のHPより。市営バス駅前到着時刻が不明なため夕方帰宅時を例にとりました。

 仙台圏では仙台市中心部へバス・地下鉄利用で40~50分かかる場所にまで大規模
住宅地が広がっています。バスは団地内や県庁などの近くも通りますが、渋滞で1時間
ほどかかることも少なくないでしょう。仙台市は地方中枢都市の中でもJR駅が中心街
に近く、今後の住宅地開発は、これまでのバス利用丘陵地から、定時制があり、定期
券も割安なJR沿線にシフトしていくと思われます。
 現在各地で行われている区画整理事業が完了すると、仙台近郊で駅の間近に開発
の余地が残るのは鹿島台付近と利府町、常磐線のみとなり、より一層注目されること
でしょう。また、気仙沼・登米方面から仙台近郊への転居では、国道・鉄道ともに仙台
へ行くメインルートの1つとして通り慣れ、帰省もしやすい鹿島台町が有力な候補地と
なります。みやぎ台や大富の更に奥にも大規模な住宅団地が造成されるほどですから
学区制などのマイナス要因がなくなれば、土地価格も手ごろな鹿島台町が一挙に人口
増加の方向に転じることは確実です。



 小中学校新設や新駅設置といった負担をなるべく軽く済ませる場合は、堤防を兼ね
るバイパスの開通で水害の心配がなくなる鹿島台駅東部・北部が最優先となります。
東部は鹿島台小学校へ概ね0.8~1.5kmで、区画によってはやや遠いですが、歩行者
通路の充実などで購入者の不安は解消できます。駅へは0.3~1kmと近いです。駅北
部は小学校まで概ね1.2km以内、駅1.3km以内です。南部は松島北ICから10分以内と
いう立地をいかして工業化されます。
 この時点で人口は約2万人。人口が多く他の都市から距離があると企業の進出も増
えます。小牛田町では古川市に近すぎ、涌谷町は人口減が続き元気がありません。
築館クラスの町に支店を持つ企業が次に目をつけるのは鹿島台町です。


 続いて、松山高校と南郷高校は将来おそらく鹿島台
商高などへ統合されるので、そのとき県に高校前の
新駅を建設してもらいます(松山方面から自転車通学
では、山の中の歩道がない主要道で危険すぎます)。
小学校は遠く大規模化しているため新設され、仙台圏
で唯一の駅を中心とした丘陵地開発として脚光を浴び
ます。新駅から徒歩10分ほどの西側に控える平地は
将来に渡って少しずつ宅地化が進みます。中学は鹿
島台中へ自転車または電車で通学します。
 人口は2万6千人、鹿島台都市圏は南郷町・松島北
部などで4万人、白石都市圏に匹敵します。こうなると
鹿島台町には県中部の中心として各種機関も集積し
仙台は別格として他の都市へは行く必要がなくなり、
ベッドタウン化が進んでも地元への帰属意識は高まり
ます。本格的な中心都市への幕開けです。

1学年学級数

鹿島台小 第二小 新設小 鹿島台中

いま

3~4

1

-

4~5

将来

5

1

2~3

7~8

 
宮城県鹿島台町の未来

 そして南東部は駅へ1~1.5km、小学校
1.5~2kmと遠く、仙台都市圏の人口の伸
びが鈍る頃になるので、開発はゆっくりと
進められるでしょう。小学校が遠いといっ
ても東部の整備された通学路を通るので
安全面では問題ありません。北部集落が
新設小に移り、急な開発による生徒集中
も一段落するため、鹿小・鹿中にも余裕
がでてきます。南部の工業化とあわせた
職住隣接型の開発もありえます。
 以前、鹿島台町では将来人口を3万人
最近の計画は1万8千人)と想定してい
ましたが、この段階で2万8千人を超え、
構想に近付きます。地域の中心という地
位を確立できていれば、この後も鹿島台
町は永続的に発展していきます。

2005/1/23追加
 2006年3月に鹿島台町は古川市等と合併しますが、町同士とは違って今のまま合併
しても1集落として埋もれてしまいます。しかしもし住宅地整備が進めば、大崎市にあっ
ても富谷町南部などのようにしっかりと自己主張できる地域になれます。古川市の人
口集中地区は3万3802人(H12国勢調査)でほぼこれが市街地の大きさとなりますが、
上述のように鹿島台が発展すると集中地区人口は約2万人になります。白石市と角田
市を合わせたくらいの大きさです。
 大崎市の一部になると、上図のような半径10km程度を統括する機関は市単位が基
準となることが多く鹿島台への設置は難しくなるかもしれませんが、鹿島台地区が市
としても遜色のない市街地に発展できれば、その位置関係も手伝って大崎市全域や
石巻・登米を含む広域的な中心地となる可能性も出てきます。仙南では白石市や角
田市を差し置いて大河原町が中心になっています。こうなってこそ鹿島台町が県北の
合併を選んだ意味があるというものです。
 ただその成長過程で鹿島台に新駅を設置することになっても、その周辺は仙台に主
眼を置いた住宅地となり、日常生活は合併する他の町のように古川依存ではなく地元
の鹿島台でまかなえますから、南大崎駅のような名称は避けるべきでしょう。鹿島台
商業高校も将来、学科増設(募集停止が予想される南郷高・松山高から普通科移設)
に伴い改称されることになっても絶対に大崎南高校などとせず、鹿島台高校、あるい
は鹿島台○○高校として鹿島台という名前を守っていける名称にすべきです。


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