鹿島台町の宅地化
住宅地が広がっています。バスは団地内や県庁などの近くも通りますが、渋滞で1時間 ほどかかることも少なくないでしょう。仙台市は地方中枢都市の中でもJR駅が中心街 に近く、今後の住宅地開発は、これまでのバス利用丘陵地から、定時制があり、定期 券も割安なJR沿線にシフトしていくと思われます。 現在各地で行われている区画整理事業が完了すると、仙台近郊で駅の間近に開発 の余地が残るのは鹿島台付近と利府町、常磐線のみとなり、より一層注目されること でしょう。また、気仙沼・登米方面から仙台近郊への転居では、国道・鉄道ともに仙台 へ行くメインルートの1つとして通り慣れ、帰省もしやすい鹿島台町が有力な候補地と なります。みやぎ台や大富の更に奥にも大規模な住宅団地が造成されるほどですから 学区制などのマイナス要因がなくなれば、土地価格も手ごろな鹿島台町が一挙に人口 増加の方向に転じることは確実です。 小中学校新設や新駅設置といった負担をなるべく軽く済ませる場合は、堤防を兼ね るバイパスの開通で水害の心配がなくなる鹿島台駅東部・北部が最優先となります。 東部は鹿島台小学校へ概ね0.8~1.5kmで、区画によってはやや遠いですが、歩行者 通路の充実などで購入者の不安は解消できます。駅へは0.3~1kmと近いです。駅北 部は小学校まで概ね1.2km以内、駅1.3km以内です。南部は松島北ICから10分以内と いう立地をいかして工業化されます。 この時点で人口は約2万人。人口が多く他の都市から距離があると企業の進出も増 えます。小牛田町では古川市に近すぎ、涌谷町は人口減が続き元気がありません。 築館クラスの町に支店を持つ企業が次に目をつけるのは鹿島台町です。
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